ドコモのスマホコンテンツと連携。自動車向けクラウドサービスの共同構築へ

パイオニアより、第三者割当増資によるNTTドコモとの資本業務提携が発表された。出資金額は約50億円で、増資後の出資比率は6.92％。第三者割当増資は6月28日払込で実施され、これによりNTTドコモはシャープ株式会社や、同じく同日払込による第三者割当増資を受ける三菱電機株式会社に続き、パイオニアの3位株主となる。

今回の資本業務提携は「ドコモ ドライブネット」などで協業している同社との関係を強化するもので、今後両社は自動車利用者向けの情報サービスを提供するクラウドサービス基盤の共同構築を推進。パイオニアのもつカーナビなど車載機器向けの地図・コンテンツ・サーバー技術と、NTTドコモが提供する多彩なスマートフォン向けコンテンツ、スマートフォンによる位置情報を組み合わせ、スマートフォンやタブレットなどマルチデバイスを利用したシームレスなサービス提供を目指していく。

文： GDM編集部 絵踏 一
パイオニア株式会社： http://pioneer.jp/
株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ： http://www.nttdocomo.co.jp/