2013.05.14 14:35 更新
2013.05.14 配信
高効率冷却を特徴とするアルミ製MicroATXケース「AS Enclosure S9」がアビーより今週末に発売される。3月に発売されたミドルタワー「AS Enclosure X7」のMicroATX版にあたるケースで、新構想の冷却システム「Intelligent Lateral Airflow System」(ILAS)を採用。ホットエアを循環させず、熱源ごとの個別冷却に対応する。
冷却ファンのオプションは多彩で、HDDケージをサンドイッチするように両サイドそれぞれに120mm×2、そのほかリアに120×1を実装可能。標準では両サイドに120mmファン×1、リア120mm×1を備えるほか、グラフィックスカード用クーリングユニット内に120mm×1を搭載する。使用されるファンは、静音性に定評のあるアビー製のNANO TEK FANで、回転数は約1,000rpm。
ドライブベイレイアウトは、5.25インチベイ×2、3.5インチシャドウベイ×3、2.5インチシャドウベイ×2で、3.5/2.5インチベイは着脱式。拡張スロットは4基備え、各種拡張カードは最長360mmに対応するなどケース内部の余裕も確保されている。
外形寸法はW229×D399×H479mmで、重量は約9.3kg。対応フォームファクタはMicroATX、Mini-ITX。フロントI/OはUSB3.0×2、オーディオ入出力を備える。付属品はラバーインシュレータ、ネジセット、マニュアルなど。
文: GDM編集部 絵踏 一
アビー株式会社: http://www.abee.co.jp/