カメラ機能充実。金属製ボディが美しいHTCの日本版新型フラッグシップ

HTCがグローバルで発売しているフラッグシップスマートフォン「HTC One」の国内モデル「HTC J One」がリリースされた。Qualcommの最新クアッドコアCPU「Snapdragon 600」の搭載や金属製ボディの採用など、スペック・デザインの両面で大幅にアップグレード。OSはAndroid 4.1を搭載するほか、タイル表示に対応する独自のホーム画面「HTC BlinkFeed」を採用する。

機能面では、HTCが従来から得意としていたカメラ機能が特に優秀。画素あたりの受光量を高めた400万画素の「HTC UltraPixel」カメラを実装、通常の300％もの光を取り込み、薄暗い場所でも明るい画像を撮影できる。また、シャッターを押す1秒前から4秒間を撮影する新機能「HTC Zoe」を搭載、4秒間の中からベストな1コマを選んで編集したり、ハイライト動画の撮影に対応する。
　そのほか、アンプ内蔵のステレオスピーカー「HTC BoomSound」の搭載など、充実の周辺機能を備える。国内独自機能としては、ワンセグ、おサイフケータイ（FeliCa）、赤外線通信をサポートした。

主なスペックは、CPUがQualcomm「Snapdragon 600 APQ8064T 1.7GHz」、メモリ2GB、内蔵ストレージ32GBを実装。外部ストレージには最大64GBのmicroSDXCを使用できる。液晶サイズは4.7インチで解像度は1920×1080ドットのフルHDに対応。通信機能はIEEE 802.11a/b/g/nの無線LAN、NFC、赤外線通信、Bluetooth 4.0をサポートする。外形寸法はW69×D138×H10.5mmで、重量は約157g。

文： GDM編集部 絵踏 一
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