2013.05.21 14:45 更新
2013.05.21 配信
ENERMAXブランドのサイドフロー型CPUクーラー新製品。既存モデル「ETS-T40」シリーズのバリエーションモデルで、次期IntelプロセッサHaswellに対応する。
アルミニウム製放熱フィンはおよびφ6mmヒートパイプ4本は、熱伝導性に優れる塗装コーティング技術TCC(Thermal Conductive Coating)を採用。無塗装状態に比べ、最大13%の冷却性能を発揮するという。
また、52枚の放熱フィンは特許取得のVGF(ヴォルテックスジェネレーターフロー)加工を採用。ヒートパイプ後方の無風領域にもエアフローを送り込む事ができる。さらにSEF(スタティックエフェクト)加工も特徴で、ヒートシンク内部の空気の圧力を高め、空気の通過速度を向上。フラップ形状の独自フィンデザインにより、高い冷却性能を生み出す。
ホワイトボディの「ETS-T40-W」は、ツイスターベアリング採用の「Cluster 120mmホワイトLEDファン」を搭載。ファンの付け根部分には800~1,500(サイレント)/1,800(パフォーマンス)/2,200(ターボ)rpmの3段階でPWM制御範囲が選択できるスイッチを装備。風量は37.57~71.3/86.7/105.9CFM、騒音値は17.3~24.3/28.3/31.2dBAで、用途に応じた設定が可能。
ブラックボディの「ETS-T40-BK」は、ツイスターベアリング採用の「T.B.APOLLISH 120mmブルーLEDファン」を搭載。回転数は800~1,800rpmのPWM可変に対応し、風量33.26~75.98CFM、騒音値16~26dBAとされる。
共通で外形寸法は、W139×D70×H160mm、重量約610g。ヒートパイプはHDT(ヒートパイプダイレクトタッチ)式を採用。オプションで120mm口径ファンをマウントさせれば、TDP200W+のデュアルファンモードで使用できる。
文: GDM編集部 松枝 清顕
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