2013.05.27 16:12 更新
2013.05.24 配信
離れた場所にあるPCの出力を延長できる、KVMエクステンダーの新モデル「Matrox Avio」シリーズが来月発売される。ディスプレイ出力には光ファイバーケーブルを用い、最長4kmの延長が可能。ホストPCの画面をそのまま延長できるため、3D CADアプリケーションや動画などのリッチコンテンツも非圧縮のまま遅延やノイズの発生なく伝送できる。
PCと直接接続するトランスミッターユニット(Transmitter)と、光ファイバーで接続されディスプレイに出力するレシーバーユニット(Receiver)により構成。1920×1200ドット(60Hz)のDVI Single-Link2系統もしくは2560×1600ドット(60Hz)1系統の高解像度出力に対応するほか、マウス・キーボードなどのHIDデバイスによるPCの遠隔操作も可能にする。各種音声入出力機能も搭載し、同時に伝送可能だ。
ラインナップは、スタンダードモデル「Avio F120」と上位モデル「Avio F125」。「Avio F125」はレシーバーユニットにUSB2.0×4を備え、USBストレージやタッチスクリーン、プリンター、スキャナなどを延長先で接続可能。外形寸法はいずれもW216×D136×H42mmで、ラックマウント設置に対応する。
文: GDM編集部 絵踏 一
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