2013.05.29 13:05 更新
2013.05.28 配信
HDDメーカー最大手のWestern Digitalより、データセンターやハイエンドNAS向けの3.5インチ内蔵HDD「WD Se」シリーズがリリース。6~24ベイのNASユニットにおける使用が想定されており、同じくNAS向けモデルとして販売されている「WD Red」に比べ、より大規模環境に適したシリーズとして登場した。
なお、容量は4TB、3TB、2TBの3モデルがラインナップされ、市場想定価格は4TBで309.99ドル、2TBで159.99ドルとされる。
24時間365日の連続稼働を可能にする高耐久設計を採用。「Rotary Acceleration Feed Forward technology」により高振動環境におけるパフォーマンスを大幅に改善したほか、多軸衝撃センサーの搭載により過酷な環境における信頼性が向上した。
パフォーマンスに優れるデュアルプロセッサ搭載モデルで、回転数は7,200rpm。インターフェイスはSATA3.0(6GBbps)で、キャッシュ容量は64MB。消費電力は負荷時9.5W、アイドル時8.1Wとされる。ノイズはシーク時に平均34dBA。MTBFは800,000時間で、メーカー保証は5年間。
文: GDM編集部 絵踏 一
Western Digital Corporation: http://www.wdc.com/