2013.05.30 22:00 更新
2013.05.30 配信
NVIDIAから、GeForce 700シリーズの新モデル「GeForce GTX 770」がリリースされた。先週登場したハイエンドGPU、「GeForce GTX 780」の下位モデルにあたり、バスインターフェイスはPCI-Express3.0に対応する。
基本的なアーキテクチャは「GeForce GTX 680」と同等で、搭載コアはSMX数8基の「GK104」。1,536基のCUDAコアを内蔵し、メモリバス幅256bit、GDDR5 2GBまたは、4GBメモリを実装する。なお動作クロックは、ベースクロック1,046MHz、ブーストクロック1,085MHz、メモリクロック7,010MHzへと引き上げられ、「GeForce GTX 680」より10%前後高速化されている。
GPUクーラーには、上位モデルと同じベイパーチャンバーを内蔵。GPUの動的オーバークロック機能は「GPU Boost 2.0」を搭載し、温度と消費電力に余裕がある場合は、よりパフォーマンスを向上させることができる。
出力インターフェイスは、DualLink DVI×2、HDMI×1、DisplayPort×1。TDPは230Wで、PCI-Express補助電源は6+8pinが用意される。
文: GDM編集部 池西 樹
NVIDIA Corporation: http://www.nvidia.co.jp/