マイクロチャンネル構造でOCでも安定動作。素材の異なる5モデルが近日発売

先週に解禁された、NVIDIAのハイエンド向けGPU GTX 770に対応する水冷ヘッド「EK-FC770 GTX」シリーズがEK Water Blocksよりリリースされた。リファレンスデザインのグラフィックスカードに取り付け可能なフルカバータイプで、GPUコア、RAM、VRAMのすべてをくまなく冷却できる。熱伝導を改善したマイクロチャンネル構造を採用し、オーバークロック動作における安定動作を可能にした。

受熱ベース部には電解銅を使用、アクリルやアセタール樹脂のトップと組み合わせた全5モデルをラインナップする。真鍮製のマウントキットにより簡単に装着できるほか、「EK-FC Terminal」「EK-FC Bridge CSQ」などオプションパーツを使用することで最大4台を連結。Triple/Quad SLI構成を構築できる。

パッケージには水冷ヘッド本体とマウントキット、サーマルパッドとサーマルグリス「EK-TIM Ectotherm」が同梱される。近日発売予定で、出荷は6月13日から。モデル別の市場想定売価は89.5～99.95ユーロ。

文： GDM編集部 絵踏 一
EK Water Blocks： http://www.ekwb.com/