2013.06.20 17:10 更新
2013.06.20 配信
ワコムから、院内コミュニケーションの利便性を高めたメディカル向け液晶タブレット3機種がリリースされた。電子カルテ用「メディカルシェーマ画像集」や専用描画ツール「ドクターカンバス」が付属され、医療機関やスタッフ間の情報共有をスムーズに行うことができる。
「DTH-2242 Medical」「DTK-2241 Medical」は、フルHD(1,920×1,080ドット)対応21.5インチワイド液晶ディスプレイを搭載したペンタブレット。
液晶は発色のよいIPSパネルで、ファイリングシステムの画像参照に別途専用モニタが不要。診察室の省スペース化にも貢献する。また「DTH-2242 Medical」では、ペン入力以外にタッチ操作をサポートし、直感的なジェスチャー操作による画像スクロールや拡大縮小を実行できる。
付属の入力ペンはコードレス&電池レスペンで、鉛筆のような軽さと高い操作性を実現。筆圧感知機能は1,024段階。入力に加え、ポインティング、クリック、ダブルクリック、ドラッグなどの各種操作に対応する。本体サイズはW566×D385×H55mm、重量6.55kg。視野角は水平垂直178度、最大輝度210cd/m2、コントラスト比900:1、最大表示色は1,677万色。
「DTU-1031 Medical」は、WXGA(1,280×800ドット)対応10.1インチワイド液晶ディスプレイを搭載したペンタブレット。
筆圧感知機能512段階のコードレス&電池レスペンが付属し、液晶パネルはIPS方式。視野角は水平垂直170度、最大輝度210cd/m2、コントラスト比800:1、最大表示色は26万色。本体サイズはW310×D211×H14mm、重量0.99kg。
なお、インターフェイスはいずれもUSBで、対応OSはWindows 8/7 SP1/Vista SP2/XP SP3、Mac OS X 10.6.8以降。
文: GDM編集部 池西 樹
株式会社ワコム: http://wacom.jp/