2013.06.24 12:10 更新
2013.06.24 配信
システナより、国内初となる「Tizen」OS搭載の10.1インチタブレットがリリースされた。製品に搭載されるOSバージョンはTizen 2.0。
韓国Samsungが開発を主導する「Tizen」は、Android同様オープンソースとして提供されるモバイル向けプラットフォーム。モバイル端末をはじめ車載デバイスやテレビ、カメラ、プリンターなど様々な機器上で動作するよう設計されているほか、アプリケーションがHTML5ベースであるため低コストで容易な開発を可能としている。
発表されたタブレットは、液晶ディスプレイがWUXGA解像度(1920×1200ドット)に対応する10.1インチで、CPUはARM Cortex-A9ベースのクアッドコア1.4GHzを搭載。DDR3 2GBのメモリと32GBのストレージを実装する。外部ストレージはmicroSDが使用可能で、フロント30万画素、リア200万画素のカメラも装備。通信機能はIEEE 802.11 b/g/nの無線LANをサポートする。
なおこの端末は10月23日から幕張メッセで開催される「第3回スマートフォン&モバイルEXPO秋」に出展される予定。また、同社によれば今後Tizen 2.1の実装をはじめ、車載IVI(In-Vehicle Infotainment)など総合的なサービス実現に向けた開発を進めていくという。
文: GDM編集部 絵踏 一
株式会社システナ: http://www.systena.co.jp/