2013.06.24 17:14 更新
2013.06.24 配信
Gainwardブランドから、新設計の「Phantom」クーラーを採用したNVIDIA GeForce GTX 780グラフィックスカードOCモデル「GeForce GTX 780 Phantom “GLH”」「GeForce GTX 780 Phantom」がリリースされた。
新設計の「Phantom」クーラーは、φ8mmの銅製ヒートパイプを備えた大型ヒートシンクと80mmのPWMファン×3で構成され、リファレンスクーラーより7.8dBの静音化と15℃の冷却性能を向上を実現。また、いずれもDrMOSによる8フェーズ構成の電源回路を搭載し、オーバークロック時でも安定した電源供給を可能にした。
「GeForce GTX 780 Phantom “GLH”」は、GeForce GTX 780では最速となる、ベースクロック980MHz(リファレンス863MHz)、ブーストクロック1,033MHz(リファレンス900MHz)、メモリクロック6,200MHz(リファレンス:6,008MHz)へとチューニング済み。Gainwardによれば、リファレンスモデルから約19%高速化され、GeForce GTX TITANに匹敵するパフォーマンスを達成しているとのこと。
「GeForce GTX 780 Phantom」は、ベースクロック902MHz(リファレンス863MHz)、ブーストクロック954MHz(リファレンス900MHz)、メモリクロック6,008MHzで、こちらはリファレンスモデルから約5%の高速化を実現している。
それ以外のスペックは共通で、メモリバス幅は384bit、GDDR5 3,072MBメモリを実装し、CUDAコア数は2,304基。出力インターフェイスはDVI×2、HDMI×1、DisplayPort×1で4画面出力に対応する。
文: GDM編集部 池西 樹
Gainward Co.Ltd: http://www.gainward.com/