2013.06.24 19:40 更新
2013.06.24 配信
災害用製品などを手がけるセイエンタプライズより、歩きながら充電できるモバイルバッテリー「nPower PEG」が発売された。米Tremont Electric社が開発した“運動エネルギー回生”型の製品で、人の動きや振動から発生するエネルギーで発電し、内蔵バッテリーを充電できる。同様に自然エネルギーを利用する太陽光発電に比べ、夜間でも発電できるというメリットがある。
円筒状の内部には振動に同調する「マススプリングシステム」が内蔵されており、磁気を利用して縦方向の運動エネルギーを電気に変換して発電する仕組み。通勤・通学の移動や、ランニングやハイキング、さらに災害時の歩行などを利用した“人力”での発電を可能にする。製品名に冠する“PEG”はパーソナル・エナジー・ジェネレーターの略で、もしもの際の予備電源として手元にあると安心なアイテムだ。
容量は2000mAhで、インターフェイスはUSB2.0×1、出力はDC5V/500mAh。外形寸法はW40×D270×H52mm、重量は約400g。製品には本体充電用のUSBケーブル、デバイス充電用ケーブル、microUSB変換アダプタ、マニュアルが付属する。保証期間は1年間。
文: GDM編集部 絵踏 一
株式会社セイエンタプライズ: http://www.sei-inc.co.jp/