ブラケット部のOCボタンで動作クロックを調整可能

Colorfulブランドから、NVIDIAのミドルレンジ向け新GPU、GeForce GTX 760搭載したグラフィックスカード2機種がリリース。カスタムモデルを得意とするColorfulらしく、いずれも動作クロックをチューニングしたオーバークロック仕様だ。

6+2フェーズ電源回路のオリジナル基板を採用する「iGame760-2GD5」

「iGame760-2GD5」は、6+2フェーズ電源回路を備えたオリジナル基板モデル。GPUクーラーは、90mm径のデュアルファンと4本（φ8mm×2/φ6mm×2）のヒートパイプで構成される「Shark Bionic Cooler」を搭載し、高い冷却性能を実現している。

またブラケット部にはOCボタンが用意され、ベースクロックを980MHzと1,019MHzの2段階に調整可能。メモリクロックは6,008MHz、メモリバス幅256bitで、GDDR5 2GBのメモリを実装する。

GeForce GTX 680のリファレンス基板にGeForce GTX 760を搭載した「GTX760 CH-2GD5」

「GTX760 CH-2GD5」は、NVIDIA GeForce GTX 680のリファレンス基板とリファレンスクーラーを搭載したカスタムモデル。電源回路は5+2フェーズ構成で、ベースクロックは993MHz（リファレンス980MHz）、メモリクロックは6,008MHz、メモリバス幅256bitで、GDDR5 2GBのメモリを実装する。

なお出力インターフェイスは両モデル共通で、DVI×2、HDMI×1、DisplayPort×1の4系統を実装。PCI-Express補助電源は6pin×2を搭載する。

文： GDM編集部 池西 樹
Colorful： http://www.colorful.cn/