2013.07.01 12:05 更新
2013.06.28 配信
「BeagleBone Black」は、BeagleBoard.orgコミュニティが開発を手がけたクレジットカードサイズのLinuxシングルボードPC。従来製品「BeagleBone」から、機能やパフォーマンスを向上した一方で、価格を約半分に抑えることに成功。大幅にコストパフォーマンスを改善させた。
プロセッサはARM Cortex-A8ベースのTexas Instrument「Sitara AM335x」(800MHz)で、512MB RAM、2GB eMMCを搭載。インターフェイスは、USB(ホスト機能対応)、microHDMI出力、有線イーサネット、microSDスロットが用意される。また、基板左右にはケープと呼ばれる拡張ボード専用ポートを備え、用途に合わせて機能を拡張できるのが特徴。
外形寸法はW53.34×D86.36×H4.76mm、重量約39.7g。OSは、メーカー提供のAngstrom Linuxの他、Android4.0やUbuntuなどをサポート。OSの起動は、内蔵eMMCと外付けmicroSDHCの両方に対応する。
文: GDM編集部 池西 樹
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