2013.07.08 18:30 更新
2013.07.08 配信
EIZOブランドが展開している医科向け液晶ディスプレイ「RadiForce」シリーズに属する新製品。
「RadiForce RX650」は、医用画像撮影装置(モダリティ)の複数画像表示に最適化された30インチディスプレイ。標準的な3MP(1,536×2,048ドット)ディスプレイ2台分にあたる、600万画素(6Mピクセル)の超高解像度を実現し、目線移動によるストレス軽減や、自在なレイアウトで業務の効率化を図ることができる。
また、EIZO独自の技術「Hybrid Gamma」により、同一画面内のモノクロとカラー画像の表示エリアを自動判別し、それぞれ最適な輝度と階調で表示可能。さらに、2画面表示を1台で実現する「ピクチャー・バイ・ピクチャー」機能により、ベゼルレスのマルチディスプレイ環境を構築することもできる。なお、詳細スペックやサイズについては現在のところ不明。
「RadiForce LX300」は、手術室内での使用を想定した、WQXGA(2,560×1,600ドット)表示対応の29.8インチディスプレイ。医科用画像の標準フォーマットDICOM Part 14形式のキャリブレーションに対応し、画面全体の輝度が均一化できる「Digital Uniformity Equalizer」(DUE)機能を搭載。医用画像を元データに忠実に表示できる。
液晶パネルは視認性に優れるIPS方式で、視野角は水平垂直170度、輝度最大750cd/m2、コントラスト比1,100:1、応答速度20ms(黒→白→黒)。インターフェイスはDualLink DVI-D×1、SingleLink DVI×1、HDMI×1、DisplayPort×1、USB2.0×3(アップ×1/ダウン×2)。外形寸法はW701.5×D281×H617mm(スタンド含む)、重量約19.5kg(同)。
文: GDM編集部 池西 樹
EIZO株式会社: http://www.eizo.co.jp/