3種類の水晶発振器を搭載し、0.13ピコ秒の低ジッターを実現

「e20 mk3」は、DSD（11.28MHz/12.288MHz）のネイティブ再生に対応したUSB D/Aコンバータの新製品。コントローラにはESS製「ES9018」を採用し、OS上からデジタルボリュームの制御が可能。さらに専用ドライバにより、PCMとDSDの音源切り替えをシームレスに行うことができる。

またメモリバッファ内蔵のUSBインターフェイスを搭載し、USB信号に対して高いジッター耐性を確保。さらに44.1kHz、48kHz、D/A変換に対応する3種類の水晶発振器を内蔵させ、クロックジッター値0.13ピコ秒の超低ジッターを実現した。

入力インターフェイスはUSB2.0×1、同軸デジタル×2で、対応サンプリングレートはUSB ASIOがPCM/44.1～384kHz、DSD/2.84MHz～12.288MHz、同軸がPCM/44.1～192kHz（同軸2は96kHzまで）。音圧周波数特性は0～20KHz（-0.15dB）、S/N比は128dB、全高調波歪み率は<0.0002％(1kHz 0dBFS)。

出力インターフェイスはアナログXLR×1、アナログRCA×1、ヘッドフォン出力×1の3系統を用意。外形寸法はW165×D200×H55mm、重量0.86kg。対応OSはWindows 8/7/XP、Mac OS X 10.6以降。

文： GDM編集部 池西 樹
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