2013.07.24 12:36 更新
2013.07.24 配信
BCIC Designs Inc社が展開するオーディオブランドResonessence Labs製のD/Aコンバーター「CONCERO HD」が来月発売される。ESS Technology製の最新DACチップ「ES9018-2M」を搭載し、DoP standard Ver1.1準拠した2.8MHzおよび5.6MHzの高音質なDSD(Direct Stream Digital)信号の再生に対応する。
ハイエンド機種「INVICTA」開発で得られたノウハウを活用。PLLレス低ジッタークロック回路およびジッターリダクション機能を搭載するほか、アシンクロナス伝送対応USBドライバをサポートする。また、44.1kHz、48kHzのPCM信号が入力された際も、ビットパーフェクト状態の出力とアップコンバージョン機能の有効化が可能だ。
全高調波歪+ノイズは0.001%以下を実現、ダイナミックレンジは112dB。インターフェイスは、入力端子が同軸デジタル×1(出力と排他)、USB2.0×1で、出力端子は同軸デジタル×1(入力と排他)、アナログRCA×1を搭載。同軸デジタル端子はUSBデータ通信時はデジタル出力、USB給電時にはデジタル出力に自動で切り替えられる。外形寸法はW99×D101×H25mm(スタンド含む)で、重量は約375g。
文: GDM編集部 絵踏 一
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