2013.07.24 16:13 更新
2013.07.23 配信
「Quadro K6000」は、「GK110」コアを採用したワークステーション向けGPUのフラグシップモデル。すでに発表されている「GK110」採用モデル、「Tesla K20X」や「GeForce GTX TITAN」では、SMXの1つが無効化されていたのに対して、「Quadro K6000」では初めて15基すべてが有効化され、2,880基のCUDAコアを実装する。
これにより既存モデル「Quadro 6000」から、計算パフォーマンスは5倍、グラフィックス性能は約2倍と大きく向上。さらにGDDR5 12GBの大容量メモリを搭載することで、複雑かつリッチなキャラクターやシーンを高速にレンダリングすることができるとしている。
最大消費電力は225W、単精度演算性能は5.2TFOPS、メモリバス幅は384bitで、帯域幅は288GB/sec。出力インターフェイスはDVI-I×1、DVI-D×1、DispayPort×2。4K解像度に対応する他、最大4画面への同時出力もサポートされる。
またモバイルワークステーション向けQuadroシリーズも一斉発表。CUDAコア1,536基、メモリ容量GDDR5 8GBの最上位モデル「Quadro K5100M」を筆頭に「Quadro K4100M」「Quadro K3100M」「Quadro K2100M」「Quadro K1100M」「Quadro K610M」「Quadro K510M」が用意される。
文: GDM編集部 池西 樹
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