2013.08.20 18:44 更新
2013.08.20 配信
デスクトップだけでなく、モバイル環境でも作品制作を可能とする、モバイルクリエイティブタブレット計4機種がワコムストから9月下旬発売される。
いずれも4月に発売された「Cintiq 13HD」機能がベースとなり、液晶パネルは13.3型IPSフルHD液晶(1,920×1,080ドット/1,677万色表示)を採用。ワコム独自のEMR(Electro Magnetic Resonance)技術により、「2,048レベル筆圧機能」と「±60レベル傾き検知機能」を実現し、付録の「プロペン」で画面に直接、描き込むことが可能。マルチタッチ機能により、直感的かつ正確に操作ができる。
その他、カスタマイズ可能なオンスクリーンコントロール、ファンクションキー、リングキー並びに、ラジアルメニューを採用。通信機能にIEEE802.11b/g/n無線LAN、Bluetooth 4.0(「Cintiq Companion Hybrid」は3.0)を内蔵する他、200万画素インカメラ、800万画素アウトカメラを備える。
Windows 8インストールモデル「Cintiq Companion」は、CPUにIntel Core i7-3517U(1.9GHz)を搭載。グラフィックはCPU内蔵Intel HD Graphicsで、DDR3 8GBメモリを実装。ストレージには256GB SSD(Windows 8)または512GB SSD(Windows 8 Pro)の2モデルが用意される。外形寸法は、W375×D248×H17mm、重量約1.8kg。
Android 4.2インストールモデル「Cintiq Companion Hybrid」は、CPUにNVIDIA Tegra 4(1.9GHz)を搭載。DDR3 2GBメモリを標準装備し、ストレージ16GBと32GBモデルが用意される。外形寸法は、W375×D248×H16mm、重量約1.7kg。
最大の特徴はモバイルクリエイティブに特化し、PCとの接続が可能。ペイントやスケッチ用途の「Wacom Creative Canvas」とネーム(マンガの下書き、ラフ)作成ソフト「Wacom Manga Canvas」が付属し、外出先で描いたスケッチなどを「ASTRO File Manager」によるクラウドサービスを利用し、PCにデータを取り込む事ができる。
文: GDM編集部 松枝 清顕
株式会社ワコム: http://www.wacom.com/