組み込み向けAPU新モデル。最大クアッドコア3.2GHzのハイパフォーマンスシリーズ登場

AMDより、組み込み向けシステム（Embedded）向けのAPU「AMD R-Series」の新モデルが発表された。NASなどの計算集約型タスクやアーケードゲーム機、デジタルサイネージなどに提供される。

新発表の「AMD R-Series」は3モデルで、Intel i3内蔵GPU比2.5倍のハイパフォーマンスを謳う。ラインナップとスペックは、クアッドコア「RE464X」が動作クロック2.3GHz（Boost時3.2GHz）でTDP35W、デュアルコア「RE272X」が動作クロック2.7GHz（Boost時3.2GHz）でTDP35W、同じくデュアルコアの「RE264X」は動作クロック2.2GHz（Boost時2.8GHz）でTDP17Wとされる。

また、これらのモデルは組み込み向け単体GPUとのプロモーションプログラムもアナウンス。最大6画面表示に対応するRadeon E6760およびRadeon E6460が対象で、最大20％の割引が行われる。

文： GDM編集部 絵踏 一
AMD： http://www.amd.com/