2013.08.27 11:04 更新
2013.08.26 配信
Western Digitalが展開するバックアップソリューション「Arkeia Network Backup」より、新たに中小企業やスモールオフィスをターゲットにしたアプライアンス「DA1300」「DA2300」がリリースされた。導入を容易にするコンパクトなキューブサイズで、オールインワンのバックアップや災害復旧に対応。一体型液晶ディスプレイでステータスやアラート情報が確認できるなど、インターフェイスも充実している。
200位上のプラットフォームをサポートする「WD Arkeia v10.1 software」がバンドルされるほか、LANまたはWANでデータを転送する前にソースPCでデータを圧縮する「Progressive Deduplication」(重複排除機能)により高速かつ効率的なバックアップが可能。
より手頃な価格で提供される「DA1300」は、CPUにデュアルコアAtomを、HDDにはNAS向けの「WD Red」シリーズが採用される。ストレージ容量は4~8TB。「DA2300」はCPUにXeonを採用、エンタープライズ向けHDD「WD Se」シリーズが実装される。ストレージ容量は8~16TB。なお、ストレージはそれぞれ冗長性の高いRAID 1で構成されている。
「DA1300」は9月下旬から、「DA2300」は秋頃に提供が開始される予定。価格は「DA1300」の4TBモデルで3,490ドルの見込みだ。
文: GDM編集部 絵踏 一
Western Digital Corporation: http://www.wdc.com/