2013.09.02 13:00 更新
2013.09.02 配信
業界最高クラスの電力効率を誇る、Bluetooth 4.0コントローラIC「BlueNGR」がSTマイクロエレクトロニクスからリリースされた。
小型コイン型バッテリで、数ヶ月あるいは数年間に渡り駆動でき、フィットネス用リストバンドやスマートグラス、ウェアラブル・センサなどのBluetooth対応「アプセサリ」(Appcessory)の小型軽量化、および長時間駆動を実現する。
対応規格はBluetooth 4.0で、内蔵の無線制御ファームウェアにより、ワイヤレス機器設計の簡略化が可能。またファームウェアのアップグレードもサポートされ、Bluetooth規格の将来的なリリースにも継続的に準拠することができる。
主なスペックは、対応ピーク電流7.3mA(RXモード)/8.2mA(TXモード/0dBm)、出力範囲-18dBm~+8dBm、リンクバジェット最大96dB。パッケージは、QFN32(5×5mm)とWCSP(2.6×2.6mm)の2種類が用意され、2013年中には量産が開始される予定。
文: GDM編集部 池西 樹
STマイクロエレクトロニクス株式会社: http://www.st-japan.co.jp/