2013.09.02 18:36 更新
2013.09.02 配信
大きさわずか24×16.5mmという、世界最小クラスの極小チップサイズを実現した組み込み向けWi-Fiデバイスサーバー「xPico Wi-Fi」がラントロニクスからリリースされた。ネットワーク化に必要なソフトウェアを標準搭載するため、最小限のコストで簡単かつ短期間にネットワーク対応機器を開発することができる。
ソフトアクセスポイント(AP)機能を搭載し、APモードとClientモードの同時使用に対応。既存のWi-Fiネットワークへのクライアント接続を維持しつつ、自身でセキュアなWi-Fiネットワークを構築できる。これにより、いわゆる“Machine-to-Machine”(M2M)接続が可能で、スマートフォンやタブレット端末を介したデバイスへの直接アクセスを実現する。
暗号化は256-bit AES暗号技術に対応するほか、工業標準の動作温度範囲-40~+85℃、バッテリー充電デバイスに最適な低電力プロファイルをサポートする。メーカー保証期間は5年間。
文: GDM編集部 絵踏 一
日本ラントロニクス株式会社: http://www.lantronix.jp/