2013.09.03 15:09 更新
2013.09.03 配信
セイコーエプソンの家庭用インクジェットプリンター「カラリオ」シリーズがモデルチェンジ。新フラッグシップモデルを含む計10機種が今月末に発売される。全機種ともに従来のコンパクト設計を継承したほか、無線LAN接続を標準でサポート。スマートフォンやタブレットと直接接続できる「Wi-Fi Direct」機能搭載機種も拡大した。
「EP-976A3」は、A4プリンターサイズでA3用紙印刷に対応したフラッグシップモデル。普段はA4サイズで印刷しつつ、必要な時には手差し給紙でのA3印刷を可能にしている。スキャナーもソフトウェアで分割統合することで、A3サイズのスキャンに対応する。
また、写真のトリミングや色補正、フィルター効果など写真作品の作成に便利な各種機能を搭載。フロントパネルからPCレスで設定できる。
「EP-806A」は、3色のカラーバリエーションを揃えるメインストリームモデル。液晶パネルや自動両面印刷機能を搭載、新たに排紙トレイの自動開閉機能が追加された。場所に合わせて印刷時の動作音を抑える「静音モード」も備える。
また、「EP-806A」をベースにファックス・紙送り装置を搭載した派生モデル「EP-906F」もラインナップする。
「EP-776A」は、6色インク採用の低価格モデル。自動両面印刷機能や排紙トレイの自動開閉機能が省略されている。さらにインターフェイスを簡素化した下位モデル「EP-706A」もラインナップする。
「PX-436A」「PX-046A」は、4色顔料インク採用のエントリーモデル。両モデルとも印刷性能は同等ながら、「PX-046A」は液晶パネルが省略された。
「EP-306」は、有線LANと無線LANに両対応した6色インクの単機能モデル。全面からのカセット給紙と背面の手差し給紙に対応する。
文: GDM編集部 絵踏 一
セイコーエプソン株式会社: http://www.epson.jp/