水冷ラジエター対応のバリエーションモデルも近日登場予定

COMPUTEX 2013で一報をお届けした、EVGAブランドのMini-ITXケース「Hadron」が正式リリースされた。同社の直販サイトではすでに受注が開始され、9月11日より発送が開始される。

W169×D308×H305mmのコンパクト筐体ながら、サーバーグレードの80PLUS GOLD認証500W電源を内蔵。+12Vはシングルレーン40Aを誇り、NVIDIA GeForce GTX TITANなどのハイエンドグラフィックスカードにも対応する高い拡張性が特徴だ。

冷却システムは、トップに口径120mmファンを2基搭載。内蔵ドライブベイは2.5/3.5インチ×2が用意され、光学ドライブはスリムタイプに対応する。ちなみにCOMPUTEXでは標準装備とされていた、スリム光学ドライブはオプションへと変更された。

拡張スロットは2段、グラフィックスカード収納スペースは267mmで、I/OポートはUSB3.0×2、オーディオ入出力を備える。なお詳細は不明ながら、近日中に120mmラジエターを搭載できる水冷向けモデル「Hadron Hydro」（型番：110-MW-1002）の発売も開始される予定。

Hadron Hydro（型番：110-MW-1002）

文： GDM編集部 池西 樹
EVGA Corporation： http://www.evga.com/