2013.09.11 11:38 更新
2013.09.10 配信
Appleは9月10日(現地時間)、プレス向け特別イベントにて新型iPhone「iPhone 5s」に加え、廉価版iPhone 5こと「iPhone 5c」を発表した。13日より予約受付が開始され、販売は20日から。日本を含む世界11カ国で販売される。
「iPhone 5s」は、現行のiPhone 5後継となるフラッグシップスマートフォン。スマートフォンでは世界初の64bitアーキテクチャを採用するA7プロセッサを搭載するほか、ホームボタンに指紋認証機能「Touch ID」を新実装する。タッチするだけでセキュリティロックを解除できるほか、App Storeでのパスワード入力も不要だ。
プロセッサは現行A6プロセッサ同等サイズでCPUで2倍、GPUも2倍のパフォーマンスアップを実現、OpenGL ES 3.0もサポートする。また、4インチのRetinaディスプレイや基本レイアウトは踏襲しつつ、カメラは機能が強化された800万画素の新型iSightカメラが搭載される。
ストレージ容量はiPhone 5と同じ64GB/32GB/16GBの3モデルで、最大13のLTEバンドに対応する。また、カラーバリエーションはブラック(スペースグレイ)とシルバー、さらにゴールドが加わった。
「iPhone 5c」は、以前から投入が噂されてきた“廉価版iPhone 5”。プラスチック製筐体が採用され、上記の「iPhone 5s」から100ドル安価な価格で販売される。全5色の豊富なカラーバリエーションも大きな魅力。
スペックはおおむねiPhone 5と同等で、A6プロセッサを搭載。新たにカメラとバッテリーが強化されている。LTEバンドは最大13に対応し、ストレージは32GBと16GBの2モデルをラインナップ。パンチングが施されたポップな純正ケースも用意される。
また、「iPhone 5s」と「iPhone 5c」にプリインストールされる新OS「iOS 7」についても正式にリリースされた。UIが一新されたほか、「200以上の新機能」を実装。iPhone 4以降、iPad 2以降、iPad mini、iPod touch (第5世代)を対象に9月18日から公開が開始される。
文: GDM編集部 絵踏 一
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