2013.09.24 18:19 更新
2013.09.24 配信
NECより、グラフィックス業界に多くのユーザーを抱えるプロフェッショナル向け「PA」シリーズの新モデルが発表された。ラインナップは29.8インチ「MultiSync LCD-PA302W」、27インチ「MultiSync LCD-PA272W」、24.1インチ「MultiSync LCD-PA242W」の3製品で、それぞれブラックとホワイトの2モデルが用意される。
印刷、写真、アート、DTP、映像など高度なカラーマネジメントが要求されるグラフィックス分野向けの液晶ディスプレイ。「GB-R」白色LEDをバックライトに採用、Adobe RGB相当(カバー率99%)の広色域を実現したほか、画像処理専用IC「SpectraView エンジン」を搭載。より正確な色再現を可能にしている。
液晶パネル表面はギラツキ感をおさえた「アンチ・スパークリング・フィルム」でカバーされ、作業の効率化と長時間作業の負担軽減に貢献。輝度や色を感知する高精度フィードバックセンサーが目標の表示特性に対し、秒単位の自動補正を行う「セルフカラーコレクション」機能も備える。
液晶解像度は「LCD-PA302W」が2,560×1,600ドットで「LCD-PA272W」が2,560×1,440ドット、「LCD-PA242W」が1,920×1,200ドット。その他の仕様はほぼ共通で、コントラスト比1,000:1、視野角上下左右178度、輝度340cd/m2、応答速度は7ms(「LCD-PA242W」は8ms)。入力インターフェイスはDisplayPort、mini-DisplayPort、DVI-D、HDMI(「LCD-PA242W」はmini-DisplayPortに代わりD-Sub)を備える。
文: GDM編集部 絵踏 一
株式会社NECディスプレイソリューションズ: http://www.nec-display.com/jp/