2013.09.25 19:36 更新
2013.09.25 配信
CDの約3~7倍の情報量により、スタジオの原曲に近い高音質ハイレゾリューション・オーディオ音源に対応する、ウォークマン新シリーズ。ソニー独自開発のフルデジタルアンプ「S-Master MX」を進化させたハイレゾ音源対応「S-Master HX」を搭載。さらにFLACやApple Lossless、AIFFなどの高音質コーデックに対応し、圧縮音源を最大192kHz/24bit相当まで拡張。CD以上の音質に変換する「DSEE HX」も搭載される。
「NW-ZX1」(市場想定売価税込75,000円)は、ハイレゾ音源のWAV(192kHz/24bit)、FLAC(192kHz/24bit)、Apple Lossless(192KHz/24bit)、AIFF(192KHz/24bit)の再生に対応するフラッグシップモデル。アルミニウム合金を削り出したモノコックボディと、金メッキ処理が施された真鍮削り出し部品で構成され、電気的ノイズなどに強い構造が採用されている。
また特徴的な背面下部の膨らみは、高音質を作り出す電気部品を内包するアンプブロック。手になじむラバーグリップを採用し、安定した操作性を実現する。
大幅に強化された電源部分も特徴で、電池の接続には通常より低抵抗のケーブルおよび保護回路を採用。力強い低音と瞬発力のある中高音の音楽再生を支援。ヘッドフォン駆動のための電源には、通常モバイル機器では用いられない大型・高音質コンデンサOS-CONが採用される。
その他、フルデジタルアンプ「S-Master HX」の音声出力段のフィルターに温度特性の良いフィルムコンデンサを使用するほか、ステレオミニプラグ用ヘッドホンジャックに大型の部品を採用した。
ディスプレイは4.0型TFTカラー液晶(トリルミナス®ディスプレイ for mobile オプティコントラストパネル)のFWVGA(854×480)で、タッチパネルに対応。CPUはOMAP™4 Coretex-A9 dual core 1.0GHzで、メインメモリは1GB、内蔵メモリは128GB。Android 4.1を搭載し、Google Playにも対応。通信機能にIEEE802.11b/g/n/a、Bluetooth3.0を搭載する。
外形寸法は、W59.7×D13.5×H122.3mm(最薄部9.8mm)、重量約139g。内蔵リチウムイオン電池は、音楽再生32時間、ビデオ再生5時間、充電時間約3時間。
文: GDM編集部 松枝 清顕
ソニー株式会社: http://www.sony.jp/