2013.09.27 17:33 更新
2013.09.27 配信
シャープは、ノートPC向けとしては初となる4K2K(3,840×2,160ドット/282ppi)解像度を実現した15.6インチIGZO液晶パネルのサンプル出荷を開始した。
薄膜トランジスタの小型化が可能なIGZO技術を採用することで、4K2Kの高解像度を実現。また光の透過率向上と静止画表示時の駆動電力の低減により、高解像度ながら高い省エネ性能を発揮、ノートPCのバッテリー駆動時間延長にも貢献する。
量産は2014年2月から亀山第2工場にて開始され、ペン入力ができるタッチパネル対応モデルの設計も予定されている。なおシャープでは、今後もIGZO液晶パネルの高精細表示・省エネ特性を生かし、スマートフォンやタブレット、ノートPC、4Kディスプレイなど、アプリケーションを拡大していくとのこと。
文: GDM編集部 池西 樹
シャープ株式会社: http://www.sharp.co.jp/