2013.10.04 14:52 更新
2013.10.02 配信
水冷システムの大手サプライヤーAsetekは、データセンター向け水冷ラックマウンタ「RackCDU with D2C」がミシシッピ大学のクラスタ型スーパーコンピュータ「Cray CS300」に導入されたことを発表した。
「RackCDU with D2C」は、サーバーの主要発熱源であるCPU、GPU、メモリモジュールを水冷化することで、サーバーからの発熱を最大80%削減可能。エネルギー効率を約50%、コンピューター密度を約2.5倍まで向上させ、データセンターのパフォーマンスを大きくアップすることができる。
ちなみに、「RackCDU with D2C」は9月15日付プレスリリースで非公開顧客向けの出荷がアナウンスされているが、顧客名が明らかにされた製品出荷情報は今回が初めてとなる。
文: GDM編集部 池西 樹
Asetek Inc: http://www.asetek.com/