映像監視やシンクライアント端末向けM2Mモジュール

セイコーインスツルから、国内市場では初となるLTE/3G対応のM2M向けデータモジュール「HM-M100」がリリースされた。

ネットワーク網はNTTドコモの“Xi（LTE）”に対応し、受信時最大100Mbps、送信時最大37.5Mbpsの超高速データ通信が可能。また“FOMAハイスピード（HSDPA/HSUPA）”にも対応するため、通信エリアを選ぶことなく利用できる。

想定機器は、自動販売機や各種計測器などの遠隔監視のほか、映像や音声を利用した監視システム、クラウドを利用したシンクライアント端末など。インターフェイスは70pin BtoBコネクタ（USB2.0対応）で、対応周波数は、LTEが2.1GHz（Band1）、
1.5GHz（Band21）、800MHz（Band19）、3Gが2.1GHz（Band1）、800MHz（Band6、19）。

外形寸法は、W31×D41×H4.4mm、重量約13g。なお通信機能以外にも、位置測位機能（GPS/GLONASS対応）とソフトウェア更新機能が内蔵される。

文： GDM編集部 池西 樹
セイコーインスツル株式会社： http://www.sii.co.jp/