2013.10.09 13:30 更新
2013.10.09 配信
その昔、ピアノがある家には必ずあったメトロノーム。楽器の練習などでテンポを合わせるためにリズムを刻む、ピラミッド型の音楽用具だ。ゼンマイを動力源とし、振り子の反復運動でリズムをとるというものだが、設置の傾きの影響を受けやすく、さらに経年劣化によりリズムに狂いが生じるため、近年電子式が主流という。
11月上旬から発売される「EPM5000」は、さらに進化したメトロノームで、クオーツ(水晶)による電子制御で正確にテンポを刻むだけでなく、世界初となるリモコンによる遠隔操作が可能。離れた場所からテンポ・リズム・音量などが変更できるという。
外形寸法は、W101×D98×H218mm、重量約550g。電源は単三アルカリ乾電池×4本で、リモコン(W55×D13×H90mm/約50g)はリチウム電池CR2032×1個を使用。なお、テンポは40~208拍/分、ビートは0、2~6、テンポ音音色は3種類、音量調節は6段階(0~5)で、φ3.5mmのステレオミニジャックを装備する。なお年間販売目標は2万台。
文: GDM編集部 松枝 清顕
セイコーインスツル株式会社: http://www.sii.co.jp