プロペラブレード「Twin Frozr IV Advanced」搭載R9 270X

MSI独自の高品質部品を採用する基準「ミリタリークラス4」に加え、GPUに8フェーズおよびメモリ2フェーズの電源を備え、45℃環境下で24時間連続バーンインテストをクリアした「OC Certified」準拠のグラフィックスカード新製品。

GPUは1,280ユニットのストリーミングプロセッサを備えたAMD Radeon R9 270X。コアクロック1,100MHz、ブーストクロック1,150MHz、メモリクロック5,600MHzで、GDDR5 2GBのビデオメモリを実装する。
　また基板上には、オーバークロック用とBIOS切替用に対応した「ツインBIOS」を搭載。GPU電圧・メモリ電圧・インターフェイス電圧を個別に設定できる「トリプルオーバーボルテージ」、負荷に応じて電源回路のフェーズを切り替える「APS（Active Phase Switching）」、各電圧をリアルタイムに測定できる「V-チェックポイント」など、OCに特化した機能を多数装備する。

VGAクーラーには、プロペラブレードテクノロジ採用の100mm口径デュアルファン搭載「Twin Frozr IV Advanced」を採用。リファレンスクーラーに比べGPU温度約6℃の低下、さらに負荷時の騒音値は21.35dBAで運用できる。

出力インターフェイスはDL-DVI-I×1、DL-DVI-D×1、HDMI×1、Displayport×1。補助電源は6pin×2。外形寸法は、263×126×38mm。

文： GDM編集部 松枝 清顕
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