2013.10.11 16:10 更新
2013.10.10 配信
ラトックが展開している自作オーディオユーザー向け「Audio kit」シリーズから、USBオーディオキット4モデルがリリースされた。
「REX-K1648U」は、最大16bit/48kHzに対応したエントリーモデル。自作初心者でも安心して作業できるように基本コンポーネントは実装済みのため、USBケーブルでPCに接続するだけですぐに利用できる。なおヘッドフォンアンプはTI製「TPA6111」を実装し、600Ωのハイインピーダンスモデルをサポート。電源はUSBバスパワー駆動とACアダプター駆動のいずれにも対応する。
「REX-K2496U」は、最大24bit/96kHzのハイレゾ音源に対応したミドルレンジモデル。USBコントローラとしてTI製「TAS1020B」、D/AコンバータにはWolfson製「WM8523」を搭載し、フラットながら広がりのあるサウンド再生を実現する。こちらもヘッドフォンアンプはTI製「TPA6111」で、I2Sインターフェイスを介してDAC基板へのデータ転送にも対応する。
REX-K24192DSDU | REX-K1792DA1 |
「REX-K24192DSDU」は、DAC基板との組み合わせを前提とした24bit/192kHzハイレゾ音源対応のハイエンドモデル。独自ソフトウェア制御技術により、リニアPCMとDSDフォーマットが混在する環境でもポップノイズのないシームレス再生を可能にした。
また「REX-K24192DSDU」向けDACコンバータキット「REX-K1792DA1」も同時リリース。D/AコンバーターはTI製「PCM1792」を採用し、低ジッターで正確なD/A変換を実現。さらにI-V変換部のオペアンプを交換することで、音質を自由に変更することができる。
文: GDM編集部 池西 樹
ラトックシステム株式会社: http://www.ratocsystems.com/