2013.10.17 12:31 更新
2013.10.17 配信
104キー英語配列セット |
キー刻印の印字方法に2色成型を採用した、Cherry MXスイッチ用の交換キーキャップ「2色成型カスタムキーキャップセット」がダイヤテックから発売された。ラインナップはかな無し仕様の108キー日本語配列用と、104キー英語配列用の2セット。いずれもキーキャップセットの単体販売につき、交換はユーザーが行う必要がある。
刻印部分とベース部分で色の異なる2種類の樹脂を組み合わせて成型する技術で、内部が“金太郎あめ”のようになることから、物理的に刻印が摩耗することがない。往年の業務用キーボードなどに使用されていたものの、コスト高から昨今は一部の高級電卓などに採用されるのみだった。
また、キーキャップ形状は通常より背の高い入力専用の“ハイプロ仕様”的アプローチが採用された。表面のキートップ部分もすり鉢状に成型され、列ごとの傾斜を強めることで、指で押し弾くように入力できる。
また、同時にセミオーダーメイドのキーボード販売サイト「キーボード工房」に新たなアッパーフレーム「リアルカーボン・ブラック」も登場した。下地処理を施したフレームにカーボン樹脂を固定した高級志向のモデルで、透明感ある樹脂層にカーボンの折り目が立体的に浮かび上がって見えるのが特徴。
ラインナップはカーボン繊維を交互に編み込んだ「平織」タイプと、束を1つ飛ばしで編みこんだ斜め繊維の「綾織」タイプの2モデル。いずれも受注生産扱いで、在庫がない場合の納期は約1ヶ月程度となる。
文: GDM編集部 絵踏 一
ダイヤテック株式会社: http://www.diatec.co.jp/