2013.10.21 11:30 更新
2013.10.18 配信
NVIDIAは18日、カナダ モントリオールにて開催したメディア向けイベント「NVIDIA Editor’s Day 2013」にて、ゲーミングシーンにおける垂直同期(Vsync)問題を解決する新技術「NVIDIA G-SYNC Display Technology」を発表した。
これまでディスプレイに合わせて固定されていたリフレッシュレート(一般に60Hz)を、GPU主導で動的に変化させるという新たなパネルリフレッシュ技術。ディスプレイの表示タイミングをGPUのレンダリングに完全に同期させることで、垂直同期をONにすることで発生する“lag”(ラグ/表示遅延)や、OFFにした際の“tearing”(画面割れ)などが発生しない、滑らかなゲーム画面表示を可能にする。
対応GPUはGTX 650 Ti Boost以上のGeForceで、4K解像度出力にも対応する。「G-SYNC」はモジュールとして各メーカーへ供給され、ASUSTekなどをはじめ各社から2014年中にも対応ディスプレイ製品が発売される見込みだ。
文: GDM編集部 絵踏 一
NVIDIA Corporation: http://www.nvidia.com/