PoEパススルーやゲストWi-Fi機能を備えた法人モデルもラインナップ

ロジテックから、IEEE802.11ac（ドラフト）に対応した高速無線LANルーター3モデルがリリースされた。

「WRC-733GHBK」は、最大転送433Mbpsのコンシューマ向けモデル。初心者や家庭での導入に向けてセキュリティ機能を重視し、無線LAN子機ごとにインターネット接続時間を設定できる「こどもネットタイマー」を搭載。さらにモバイル端末向けセキュリティソフト「イカロスモバイルセキュリティ for Android」の90日特別体験版が同梱される。

アンテナ方式は5GHz帯が送信1本/受信1本、2.4GHz帯が送信2本/受信2本、アクセス方式はインフラストラクチャで、暗号化はWPA2-PSK（AES）。なお外形寸法は、W26×D130×H182.5mm、重量約210g。

WAB-I1750-PS	WAB-S1167-PS

法人向け製品は、最大転送1,300Mbpsの「WAB-I1750-PS」と867Mbpsの「WAB-S1167-PS」の2モデル展開。いずれもPoEパススルー機能を備え、他のPoE給電機器からの受電や802.3af対応機器への給電（1台まで）が可能。さらに無線VLANとマルチSSID機能により、部署や部門ごとに異なるセキュリティ設定することができる。

また来訪者へのインターネット環境を提供する「ゲストWi-Fi機能」、複数のSSIDを設定できる「マルチSSID」、Radiusサーバとの協調動作による「Radius認証」など、オフィス向け機能を多数搭載する。

伝送方式は、「WAB-I1750-PS」がMIMOデュアルバンド3×3、「WAB-S1167-PS」がMIMOデュアルバンド2×2。アクセス方式はインフラストラクチャで、暗号化はAES、TKIP、WEP（128/64bit）。外形寸法は、W178×D183×H40mm、重量約460g。

文： GDM編集部 池西 樹
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