「Super Alloy Power」仕様の高品質コンポーネント採用

AMDのミドルレンジGPU、Radeon R9 270Xを搭載したグラフィックスカードの新製品。バスインターフェイスはPCI-Express3.0（x16）で、DirectX 11.2に対応する。

VGAクーラーには、GPUコアの熱を素早く移動できる“ダイレクトタッチヒートパイプ”と、大口径デュアルファンで構成される「DirectCU II」を標準装備。静音性を損なうことなく、リファレンス設計のクーラーから約20％冷却性能を向上させた。

また電源回路には正確な電源供給が可能な「DIGI+VRM」（6+2フェーズ）を実装。加えて「Super Alloy Power」に準拠した高耐久コンポーネントを採用することで、耐久性やオーバークロック耐性も引き上げられている。

主なスペックは、コアクロック1,120MHz（リファレンス1,050MHz）、メモリクロック5,600MHz、メモリバス幅256bitで、GDDR5 2GBメモリを搭載。出力インターフェイスはDVI-I×1、DVI-D×1、HDMI×1、DisplayPort×1で、補助電源コネクタは6pin×2。

なお製品には独自チューニングツール「GPU Tweak」が付属され、より詳細なオーバークロック設定にも対応する。

文： GDM編集部 池西 樹
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