2013.10.29 12:52 更新
2013.10.29 配信
スマートフォンなどのスマートデバイスで顔を撮影、画像から印象を分析する顔画像認識技術がNECソフトからリリースされた。場所を選ばず分析ができるほか、他人には聞きにくい“自分の印象”を身近な端末を使ってチェックできる。
同社は2007年に顔画像認識を活用した性別・年齢層自動推定システム「FieldAnalyst」を製品化しているが、今回発表されたのは、より曖昧な情報である“顔の印象”を分析する技術。顔画像の印象度を登録したデータベースから分析モデルを形成、各印象項目結果をレーダーチャートで提示することができる。また、同時に利用者へのメッセージも表示することも可能だ。
トレンドに沿ったメイクの印象分析サービスなどへの実用化が想定されており、今後協力企業と実証実験を進め、2015年以降の製品化を目指していく。なお、この技術の一部は11月9日より行われる「第18回日本顔学会大会」(会場:東北大学川内南キャンパス)において発表される予定だ。
文: GDM編集部 絵踏 一
NECソフト株式会社: http://www.necsoft.co.jp/