2013.11.07 12:03 更新
2013.11.07 配信
最大解像度4,096×2,560ピクセルに対応する、業務向け30インチ液晶ディスプレイ「DP-V3010」がキヤノンからリリースされた。
液晶パネルには視野角が広く、色やコントラストの変化が少ないIPSを採用。また色彩再現性に優れる独自設計「RGB LED バックライトシステム」を搭載し、DCI(SMPTE RP431-2)、ITU-R BT.709、EBU、SMPTE-C、Adobe RGBの色域表示をサポートする。
その他、「Canon Logガンマ」に対応した専用ピクチャーモード、映像制作で使用される「ASC CDL画質調整機能」、1D/3D-LUTデータをメニュー操作で簡単に取り込むことができる「1D/3D-LUTインポート機能」などを備える。
輝度は標準100cd/m2(DCI時:48cd/m2)、視野角は89度(コントラスト比10:1以上)で、パネルドライバは1,024階調(RGB各色10bit)。入力インターフェイスは3G/HD-SDI×8(2系統)、DisplayPort×4(1系統)、出力インターフェイスは3G/HD-SDI×8(2系統)で、コントロール端子としてUSB2.0×1、LAN×1を備える。
外形寸法は、W708×D189×H474mm、重量約24kg。製品には、CDLファイルの作成や切り替えが行える専用ディスプレイコントローラが付属され、背面にはVESA(200×200mm)マウンタも用意される。
文: GDM編集部 池西 樹
キヤノン株式会社: http://canon.jp/