2013.11.18 14:32 更新
2013.11.18 配信
バッファローメモリから、自社開発の新型SATA3.0コントローラを搭載する、産業向けSSDがリリースされた。ラインナップは2.5インチモデル「SS3」シリーズとmSATAモデル「MxBU7」シリーズの2種で、NANDフラッシュはMLCとSLCが用意される。
いずれもバックアップ電源を内蔵し、キャッシュメモリを最大限に活用する「BMコアテクノロジー」を搭載。不意の瞬断や電源断時でもキャッシュメモリを保持できる。また安定した転送速度を実現する「ノンビジーアルゴリズム」、MLCの書き込み耐性をSLC並に引き上げる高耐久技術などを備える。
容量ラインナップは「SS3」シリーズのMLCモデルが32~512GB、SLCモデルが8~128GB、「MxBU7」シリーズのMLCモデルが16~64GB、SLCモデルが8~64GB。
またキャッシュメモリに高速不揮発メモリ「ST-MRAM」を採用した新型モデル「SS6」シリーズも2015年を目処に量産開始。データ保持に給電が不要なため、高い電断耐性を実現。さらにキャッシュ上にデータを保存しておけるため、起動時間の高速化にも効果があるとのこと。
なおこれらの製品は、11月20日より開催される「Embedded Technology 2013」の同社ブースにて展示される予定。
文: GDM編集部 池西 樹
株式会社バッファローメモリ: http://buffalomemory.jp/