2013.11.19 15:13 更新
2013.11.18 配信
「Tesla K40」は、科学演算やビッグデータ分析など、大規模な演算処理が必要になるエンタープライズアプリケーション向けGPUアクセラレータ。バスインターフェイスはPCI-Express3.0(x16)。
既存モデル「Tesla K20X」の上位にあたるフラグシップモデルで、GPUコアはGK110B、CUDAコア数2,880基、メモリ帯域は288GB/secで、GDDR5 12GBの大容量メモリを搭載する。ちなみにピーク性能は、倍精度浮動小数点演算が1.43TFLOPS、単精度浮動小数点演算が4.29TFLOPSとされ、最新CPUとの比較では約10倍高速な演算が行えるという。
なお製品の出荷は本日より開始され、数ヶ月以内にはASUSTeK、Cray、Dell、HP、IBM、SGI、Supermicro、Tyanなどから搭載製品の販売が開始される。
文: GDM編集部 池西 樹
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