スタジオグレードの音声収録を実現するカラオケ向けサウンドカード

音楽業界大手のエンジニアが手がけた、“アマチュア歌手”のためのサウンドカードがASUSTeKから登場。カラオケ音声の収録に特化した製品で、再生ラグを生じさせないリアルタイムの音声処理とスタジオグレードのボーカルエフェクトを可能にする。

Cirrus Logic製デジタルシグナルプロセッサ「CS47028C」を搭載し、マイク入力のレイテンシを500msに抑制。7.1chサラウンドに対応するS/N比106dBのクリアなサウンド再生に合わせ、自分の音声を収録してオンラインで共有できる。また、“スタジオグレード”を謳う音声イコライザーを実装。ハイ・ローパスフィルタ、バスブースト、リバーブなど多彩なエフェクト効果を設定できるほか、クリック1回で適用できる5種類のプロファイルも備えている。

バスインターフェイスはPCI-Express(x1)、周波数特性は10Hz～48KHz。サウンドチップにC-Media「CMI8786」を搭載し、サンプルレート192kHz/24bitに対応する。

文： GDM編集部 絵踏 一
ASUSTeK Computer Inc.： http://www.asus.com/