ワイヤリングホールで容易な裏配線を実現

横置きだけでなく、縦置きスタンド付属で設定方法が自由に選べる、スリム型PCケースの新製品。対応フォームファクタはMicroATXおよびMini-ITX。電源ユニットは非搭載で、SFX規格電源を別途用意する必要がある。

一見普通のスリム型PCケースながら、マザーボードトレイ部には裏配線用ワイヤリングホールを多数用意。スルーホールを上手に使う事で、スッキリとしたケーブルレイアウトで組み上げる事ができる。

ワイヤリングホールを駆使すれば内部もスッキリ。アクリルウインドウ仕様で”見せるPC”が構築できる

ドライブベイは、5.25インチオープンベイ×1、3.5インチシャドウベイ×1、さらにトップ部とボトム部にそれぞれ2.5インチシャドウベイ×各1（トップ部は80mmファンと排他仕様）を装備。5.25インチ光学ドライブは、スライド式ドライブケージを採用する事で、フロントパネルを外す事無く装着できる。

その他、冷却ファンはトップ部に80mm口径×1が増設可能。フロントI/OポートにはUSB3.0×1（背面引き回し式）、USB2.0×1（ヘッダピン）、音声入出力端子をそれぞれ装備。拡張スロットは4段で、ロープロファイル専用。

外形寸法は、W103×D420×H305mm、重量2.2kg。素材は0.45mmのSECC製。

文： GDM編集部 松枝 清顕
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