2014.01.09 14:30 更新
2014.01.09 配信
リチウムイオンバッテリーを内蔵し、電力が確保できない環境でも使用できるA4ジェルジェット複合機がリコーからリリースされた。昨年7月に発売された「RICOH SG 3120SF」をベースにしたモデルで、バッテリー駆動で連続印刷なら約1,000枚、未使用状態の待機可能時間は約17時間とされる。
また本体前面には5V/500mAまでの電力供給が可能なUSB給電ポートを搭載。スマートフォンなら約3台までの充電可能。LEDライトなら約11時間の長時間駆動をサポートする。
主なスペックはプリンタ部が、解像度最大3,600×1,200dpi、印刷速度が毎分29枚(両面印刷毎分20ページ)、対応用紙はA4~A6、レターサイズ、はがき(往復はがき対応)で、給紙枚数が標準トレイ250枚、手差しフィーダー100枚(オプション)、増設トレイ250枚(オプション)。
スキャナ部は、解像度600×600dpi、階調は入力16bit、出力8bit、読み取り速度はカラー毎分6.4枚(A4/300dpi)、モノクロ毎分12.9枚(同)。また「スキャン to 機能」を備え、スキャンデータは指定フォルダ、FTP、メール、USBメモリ、PCへなどの転送が可能となる。
接続インターフェイスは10/100Base-T有線LAN、IEEE 802.11b/g/n無線LAN、USB2.0で、外形寸法は、W399×D437×H330mm、重量16.0kg。対応OSはWindows 8.1/8/7/Vista/XP、Windows Server 2012/2008/2003、Mac OS X 10.5以降。なおオプションとして交換用リチャージャブルバッテリー(税込23,100円)とバッテリーチャージャー(税込21,000円)も用意される。
文: GDM編集部 池西 樹
株式会社リコー: http://www.ricoh.co.jp/