2014.01.21 11:25 更新
2014.01.20 配信
SanDiskより、業界初となるDIMM接続のエンタープライズ向けSSD「ULLtraDIMM SSD」がリリース。超低遅延の応答速度が特徴で、高頻度取引やトランザクション処理、仮想化やクラウドコンピューティングなど、高速なストレージ性能を必要とするサーバー環境へ供給される。また、既存のメモリスロットに装着できるため、大掛かりなインフラ投資が不要というメリットもある。
Diablo Technologies(本社:カナダ)との提携で開発された製品で、DIMMごとの容量は200GBと400GBが提供される。1xnmのMLC NANDを採用、最大転送速度はシーケンシャル読込1,000MB/s、シーケンシャル書込760MB/s、ランダム読込150kIOPS、ランダム書込65kIOPS。レイテンシは読込時150μs、書込時5μsとされる。
IBM製サーバー「System x3850」「System x3950 X6」に「eXFlash DIMM」のブランド名で採用され、オプションで最大12.8TBの搭載が可能。ベンチマークでは業界で最も低遅延な5~10μsを達成している。
文: GDM編集部 絵踏 一
SanDisk: http://www.sandisk.com/