AMD GシリーズAPU内蔵のファンレスシングルボードコンピュータ

「CAPA112」は、組み込み向け標準規格「PC104」に準拠した3.5型ファンレスSBCの新製品。-40℃～70℃の幅広い温度範囲とファンレス駆動により、屋外監視装置やデジタルサイネージ、粉塵の多い工場のような過酷な環境にも対応する。

プロセッサにはAMD GシリーズAPU、T16R（1コア/615MHz/Radeon HD 6250/TDP4.5W）またはT40E（2コア/1.00GHz/Radeon HD 6250/TDP6.4W）を採用、ファンレスながらDirectX 11対応の優れたグラフィックス性能を実現。またチップセットにはAMD A55Eが実装され、SATA3.0（6Gbps）対応の高速ストレージも搭載できる。

メモリスロットはDDR3-SODIMM×1（1066MHz/最大4GB）、ストレージはSATA3.0（6Gbps）とCFastが用意され、拡張スロットはminiPCI-Express×1、PC104×1を搭載。インターフェイスはシリアルポート×4（外部×1/内部×3）、PS2×1、LPT×1、USB2.0×6（外部×1/内部×5）、D-Sub×1、ギガビットLAN×1などを備える。

外形寸法は、146×104mm、基板厚は1.6mmで、製品には各種マニュアル、ユーティリティCD、COMケーブル、オーディオケーブル、USB2.0ケーブル、電源ケーブルが同梱される。

文： GDM編集部 池西 樹
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