2014.01.27 14:51 更新
2014.01.27 配信
2013年3月にアメリカで発売されて以来、海外で人気を呼んでいた京セラの高耐久スマートフォン「TORQUE」の国内発売がアナウンスされた。国内初となる米国防総省軍事調達規格「MIL-STD-810G」準拠の高い耐久性が最大の特徴で、建設業や物流業などのビジネス現場を中心に需要が見込まれている。
落下・耐振動・高温・低温・塩水など過酷な環境下での性能試験をクリア。30分にわたる降雨や浸水に耐える防水規格IPX5/IPX7に準拠するほか、6時間の粉塵試験をパスするIP6Xの防塵性能、1.22mから26方向での落下に耐える落下衝撃性能など、圧倒的な耐久性を誇る。
また、作業現場での実用を想定し、作業手袋をしたままでも着信に応答できる「ダイレクトボタン」を側面に実装。騒がしい場所でも通話を可能にするため、ディスプレイ部を振動させて受話音声を伝える「スマートソニックレシーバー」や100dB以上の大音量を実現するデュアルスピーカーを備えている。
国内市場への投入にあたり、OSをAndroid 4.2へとアップデート。基本スペックはデュアルコアCPU 1.2GHz、メモリ1.5GB、ストレージ8GB(最大32GBのmicroSDも対応)を内蔵。ディスプレイは米Corning社製強化ガラス「Gorilla Glass 2」採用の4インチIPS液晶(解像度800×480ドット)を搭載する。ネットワークはNFC、無線LANをサポート。通信規格はNTTドコモの「Xi」、FOMAに対応している。
文: GDM編集部 絵踏 一
京セラ株式会社: http://www.kyocera.co.jp/