2014.01.29 11:21 更新
2014.01.28 配信
AMDより、同社初となるARMベースのサーバープロセッサ「Opteron A1100」シリーズがリリースされた。“Seattle”の開発コードで呼ばれていた28nmプロセスのプロセッサで、新たなマイクロサーバー規格「Group Hug」の構築にも貢献するとしている。
4コアまたは8コアのARM Cortex-A57ベースを採用、L2キャッシュ4MB、L3キャッシュ8MBを搭載し、デュアルチャンネル最大1,866MT/sのDDR3/DDR4メモリに対応。最大4基のSO-DIMM、UDIMM(Unbuffered DIMM)、RDIMM(Registered DIMM)が使用できるほか、8レーンのPCI-Express3.0、SATA3.0×8、10ギガビットLAN×2をサポートする。
また、暗号化およびデータ圧縮のためのコプロセッサを備え、ARMのセキュリティ技術「ARM TrustZone technology」も実装される。
MicroATXフォームファクタにパッケージングされた開発キット「AMD Opteron A-Series development」もリリースされており、今年の第1四半期中にはサンプルの出荷が開始される。
文: GDM編集部 絵踏 一
AMD: http://www.amd.com/