2014.02.05 20:24 更新
2014.02.05 配信
ドイツbeyerdynamic社のエンジニアが、純粋なアナログオーディオ機器を追求し、デジタルインターフェイスを一切排除した、継ぎ目のないアルミ筐体製のヘッドホンアンプ。既存モデル「A1」の設計ノウハウを継承し、あえてDACなどのデジタル部品を組み込まない、ディスクリート構成のフルアナログ回路設計とした。
本体にはハイインピーダンスのヘッドホンを同時に鳴らす事ができる、2系統のステレオ標準ジャックヘッドホン端子を装備。入力はRCAピンジャックを備え、インピーダンスは25kΩ。出力はRCAピンジャックを備え、30Ω負荷時で150mW+150mW、250Ω負荷時で170mW+170mW、600Ω負荷時で100mW+100mW。入力信号は劣化せずに出力するループスルー回路で、CDプレーヤーとプリメインアンプの間や、オーディオインターフェースとアクティブスピーカーの間など、既存のオーディオシステムに柔軟に組み込むことができるとしている。
外形寸法は、W164×D212×H55mm、重量1.6kg。消費電力は10W以下。
文: GDM編集部 松枝 清顕
ティアック株式会社: http://tascam.jp/
beyerdynamic: http://www.beyerdynamic.de/